ケチャップといえば、すぐに思い浮かぶのが真っ赤な「トマトケチャップ」。けれど、世界にはトマト以外のケチャップも存在することを皆さんはご存じでしょうか?

あるとき私の目に留まったのが、フランスの「マルセル・ソンシュー(MARCEL SENCHOU)」というブランドから出ているキャロットケチャップ

2025年3月11日から日本でも販売がスタートしたということで、さっそく購入してみました! どんな味なのか、どんな料理に使えるのか、詳しくレポートしたいと思います♪

※記事のリンクより購入いただくと、売上の一部がPouchに還元されることがあります。

【鮮やかなオレンジ色にビックリ!】

マルセル・ソンシューのケチャップは、こだわりの製法で作られているのが魅力。中でもキャロットケチャップは、丁寧に低温で火入れをおこない、砂糖の使用をおさえ、ニンジンのうまみを最大限に引き出しているのが特徴だそうです。

ビンの蓋を開けて中身を出してみると……とっても鮮やかなオレンジ色! 鼻を近づけるとちょっぴり甘酸っぱい香りがします。

プレスリリースの情報によると、こちらは淡白な味わいの魚料理などに合うのだとか。そこで、まずは白身魚のソテーに使ってみることに!

魚の両面に塩、コショウ、白ワインをかけ10分ほど置いたら、小麦粉をつけて油をひいたフライパンで焼きます。ケチャップの味わいをたしかめたかったので、今回はバターなども使わずごくごくシンプルに仕上げてみました。

魚はタラを選びましたが、白身魚ならヒラメやスズキなどでもよいかと思います。

【ちょっと想定外かも…!】

さて、付け合わせとして焼いたアスパラガスと新玉ねぎ、プチトマトを添えたら完成。魚にキャロットケチャップをかけていただいてみると……。

え、これがケチャップ!?!?

どうしてもトマトケチャップが頭から離れず、強い酸味が来ると想像していたのですが、このケチャップは甘味が強くてとってもまろやか!

感覚的にはケチャップというよりドレッシングやソースといったイメージに近い気がします。想定外の味わいに、脳がケチャップだと認識するのに時間がかかりそう……(笑)

原材料を見てみると「にんじん」の次に「オレンジジュース」、さらに「砂糖」「たまねぎ」「醸造酢」といった記載が。こうした具材が絶妙に配合されることで、トマトケチャップとは一線を画すさわやかな甘みが生み出されているようです。

そして白身魚に合うのはもちろんですが、ソテーした野菜にもかけてみたところ、これがまた合う~~~!!! 特に新玉ねぎは焼いたことで甘味がさらに増し、キャロットケチャップとの相性バッチリでした!

商品説明にはサラダやアボカドのオープンサンドなどにも合うと書かれてありましたが、それも納得。とにかくシンプルな素材、調理法のほうがキャロットケチャップの味がしっかりと引き立つのではないかと感じました。

【料理の幅が広がるよ!】

フランスらしいひとクセあるおしゃれな味わいが楽しめるマルセル・ソンシューのキャロットケチャップ。かけるだけで見た目の華やかさも楽しめて、おうちに1本あると料理の幅が広がりそうです♪

でもでも、ほかにはどんな料理に使えるんでしょう……? 次回はこのキャロットケチャップを使って、日本人にもなじみのあるケチャップレシピに挑戦してみたいと思いますのでお楽しみに。

ちなみに、私はAmazonで税込み1620円購入しました。ほかにトマトケチャップ、ビーツケチャップもラインナップしていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

参考リンク:Amazonプレスリリース
執筆・撮影:鷺ノ宮やよい
Photo:(c)Pouch